純愛♡ごっこ
「ユーナの全部を舐めたい。」
「え?全部って?」
「全部は全部。ユーナを溶かしたい♪」
「リク、待って!」
止める言葉を聞き入れること無く、陸は舌を這わせていく。
「そんなとこ、イヤや‥。」
「イヤじゃない。」
「ヤメて‥。」
「愛してるから。だから、舐めたい。」
じっとしてて‥
その言葉に抗えなかったのは、あたしも彼を愛しているから‥。
あたしは、ギュッと目を閉じて、彼の行為を受け入れた。
今まで知らなかった。
まるで、全身が溶けてくような、それでいて、最後は弾けるような‥。
甘く激しい感覚を、陸は与えてくれた。