純愛♡ごっこ
夏休みに入ると、陸は、あたしに合わせて、月曜日のバイトを休んでくれた。
日曜日の夜、バイト帰りに、彼は部屋にやって来る。
相変わらず、あたしは空羅とベッドで眠り、陸はソファで眠っていたけど‥。
翌朝、空羅を保育所に預けた後は、彼と二人きり。
あたし達は、お互いを求め合い、深く愛し合った。
「ユーナ。おっきい声、出すなって‥。」
「そんなん無理‥、勝手に出ちゃうもん‥。」
「隣のヤツがユーナの可愛い声聞いて、興奮しちゃったらイヤじゃん?」
「だって‥。リクが‥。」
あたしは極力、声を殺したけど、陸の激しい愛に、いつも我慢出来なくなった。