純愛♡ごっこ
「てか、斗輝、邪魔だし♪」
「ほんっま、それ♪って、呼んだのリクやろっ。」
仲良さげな二人の会話に、微笑ましいキモチになる。
今まで知らなかった陸の世界が見えた気がして、なんだか特別なキモチになった。
「ごゆっくりィ♪」
ニッコリ笑って、斗輝くんはメンバーの元に戻った。
「タツキ先輩も去年までは、一緒にヤってたんやけどナ。」
「そぉなんや。」
「じゃ、も少しヤってくから見てて♪」
「うん。陸がコケるの期待してる♪」
「てか、DOKIDOKIさせちゃうし♪」
軽い身のこなしでTボードに飛び乗って、陸は技を披露する。
周りに集まっていたギャラリーが、ザワザワとどよめいた。