純愛♡ごっこ
なんで、麗子さんは、そんなにも否定したがるんやろ‥
あたしと陸が付き合ってたら、なんか不都合でもあるん?
あたし達が仲良くやってたら、それでイイこと違うの?
段々と腹が立って来て、我慢が出来なくなった。
「さっきから、麗子さんの言葉が嫌味に聞こえるんですけど、あたし。」
驚いた麗子さんは、あたしを振り向くと、怒りを露にした。
「わたしは、ユーナちゃんを心配してるねん!ユーナちゃんがあとで傷付くんじゃないかって‥。なのに、それを嫌味に取る?なんか不愉快やわ!」
そして、陸に言ったんだ。
「気の強い女の子って、大変やと思うよ。陸ちゃん。」
って‥。