純愛♡ごっこ
 

「あたしは、もぉリクを信用出来んくなってる。それに、リクは、勘違いしてるだけ。あたしをすきって思い込んでるだけ。錯覚してるだけやし‥。」


あたしは、陸の腕から離れた。


「錯覚でも勘違いでもない。オレは、ユーナがすき。そのキモチに嘘は無い。」


「あたし、自信無いもん。」


「オレにはあるし♪」


「無理やもん‥。」


「どぉしても?」


「うん‥。」


「もぉ、オレらって、元には戻れないん?」


「うん‥。」


頷くあたしに、彼は問い掛けた。


「ファイナルアンサー?」


 
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