純愛♡ごっこ
【バックドラフト】の列に並んで、陸が訊いた。
「ユーナ。さっき、なんて願ったん?」
「ん?リクの夢が叶いますよぉにって‥。」
はにかんだ笑顔で、あたしは答えた。
「そっか♪じゃ、ダイジョウブじゃん。ユーナがオレから離れなかったらイイってことやもんナ。」
彼は、あたしの肩を抱き、唇にチュッてkissをした。
「ユーナ、すき?」
「だいすき♪」
「オレも、めッッちゃすき♪」
陸の二つの手のひらが、あたしの頬を包んだ。