純愛♡ごっこ
「オヤスミ、ソラ‥。」
スヤスヤ眠る空羅の口元に、そっとkissをした。
─ コンドは‥ユーナが‥守ル番ダヨ‥ ─
《ソラ》は、最後の言葉を残し、あたしの中から消えたけど‥
空羅になって、あたしを守ってくれたんだ‥
そして、陸は‥
あたしと空羅を守ってくれる‥
ココロから、大切に思ってくれている‥
振り返ると、空羅の一歳のバースデイケーキの残りを、陸が頬張っていて‥、
「リク、ほっぺに生クリーム付いてるやん♪」
「ん?」
あたしの胸には、イッパイのシアワセが広がっていた。