純愛♡ごっこ
 

「ユーナ、また指噛んでる。」


「え?」


陸に指摘され、右手の人差し指の根元を噛んでいることに気付いた。


「ユーナって、キモチくなったら指噛むよナ♪」


「違うし‥。」


口元から指を離し、あたしは陸に抱き付いた。


「今度は、リクを噛んだげる♪」


あたしは陸のカラダに、ゆっくりと舌を這わせた。

そして、唇で彼を優しく包み込んだ。


 
< 655 / 666 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop