純愛♡ごっこ
 

「ね、リク。イッパイ愛してるから、キモチくなれるん?」


「そ♪いーッぱい愛してるからナ。」


「なんかシアワセ♪」


「オレも♪」



あたしは彼の胸に耳を当て、少し速い鼓動の音を聴いていた。



── ドクンドクンドクン‥‥



心地良い音が耳に響く。

とてもシアワセだった。


「ねぇ、すき?」


あたしは、陸を見つめた。


「ん、だいすきだし♪」


優しい笑みで、陸が答えた。


「良かった♪じゃ、シャワーして来る。」


起き上がるあたしを、陸は抱き寄せて


「も少し、くっついてて。裸んぼちゃんで♪」


って、囁いた。


「うん♪」


あたしは、陸に抱きついた。


 
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