純愛♡ごっこ
 

奈月は車だし、あたしは、お酒の匂いでシンにバレたら大変だから、アルコールは一滴も飲まなかった。


なのに、ハシャぐ男の子達の雰囲気に飲まれ、まるで酔っ払ったみたいに大騒ぎをした。



「ユーナちゃん、カレシは?」


「カレシ?いてないよ♪」


「マジマジィ?オレ立候補~!」


「ハイ、却下!だって、カレシおらんけど、ダンナいてるもん♪」


「なァんや~。こらっ!ユーナ!しょーもないことゆーな!」


「タッキー、寒いから‥。」



カラオケを歌ったり、奈月やタッキー達と馬鹿話をしたり‥。

楽しい時間は、あっと言う間に過ぎ、気付くと時計は午前5時になっていた。


 
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