運命の、その場所で





季節は冬を迎えようとしていた。


朝の外は、息を吐けば白い…







「かっこいい死に方しらない?」






学校行きのバスを待っている時だった…

読んでいた小説のページは風に吹かれてペラペラと自らを捲り上げていく。





ここにいるのは、あなたと私だけ。







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