運命の、その場所で


先生が来て、いつものように授業が始まった。


『~であるから、ここは…』


先生の呪文のような言葉…


わっけわからん。




「な、消しゴムかして?」


あんなに避けたのに、こいつはわざわざ私の手を掴んできやがった…


「また忘れたの?」

「うん。」

またニコって笑う…

私はしぶしぶ消しゴムを貸した。



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