運命の、その場所で
「失礼だぞ!!ってか、帰るのか?」
「おう!俺暇じゃね~!グッドバーィ!」
「おう。」
ナチは後姿のヒカルに手を振ってそう言った。
ナチとヒカルの会話は、なんとなく漫才を聞いてるようだ。
聞いていて、面白い。
「クク…」
「あ!ユキ笑ったな~。」
ナチと居て、笑わない日なんか一日もなくなった
いつでもそばにナチがいて、いつでもナチが笑っていて…
お兄ちゃん…
この人がもしいなくなったら
私も死んじゃう気がするよ
この世界で、誰よりも
何よりも
大切な人