運命の、その場所で



「ククク…ごめん!ごめんな?」

謝ってるのにまだ笑ってるじゃんか。


「ごめんって!
てか、寝てなくて大丈夫?
てか、これ以上寝たら学校に宿泊になるね。
ククク…ハハハ!!」




また笑う。

本当に…失礼な男だ…。

なんで…笑う?

少し怒りながら時計をみると、もう5時だ。



「?!」


私はつい過ぎ去った時間に驚いてしまう。
そしてそんな私をみてまた彼は笑う。

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