何度でも言おう、君が好きだと。
そういえばハルからあれっきり連絡が来ない。
頑張っているか、しょげて後悔しているか、どっちかだろう。
「まぁ、もって1ヶ月かな。
1ヶ月もすりゃ「無理っすー!」って言いながら辞めるだろ」
飯田も俺と同じことを思っていた。
しいて言えば、飯田の方が俺の予想より長かった位だ。
「どうでもいいからそれ食ったら帰れよ」
「無理っすシャワー浴びてから帰ります」
「家で浴びろよ…お前は俺の女か」
「え?僕男ですが、それでもいいんすか、あーざす」
「うぜぇ。早く帰れ」
くだらない事をしゃべり続けて
結局飯田は0時を過ぎるまでうちにいた。