何度でも言おう、君が好きだと。

「なんでさぁ、いつも滝と飯田しかいないの。もっと男呼んでよ」


ハルが缶チューハイ片手に言う。

暗闇の中
キャミソールからブラがちらちら顔を出す。


「別にイケメン2人いるんだから満足だろう!
もっとイケメンが必要か!これ以上に!」


飯田が吠える。

こいつら酒飲むとほんっとうるせぇなぁ。


「イケメン?はっ、笑わせんな」


「バカだな、ハルは本来のイケメンを知らないからそう言うんだろ。
イケメン☆にヤリ捨てされまくってる女には本来のイケメンは解らんだろうな」


「うっせ!!!!!!!」


ハルは笑いながらチューハイの空き缶を飯田に投げつける。

ああ、もう本当にうるさい。


「ハル、よく考えてごらん」


俺はハルに諭すように言った。

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