何度でも言おう、君が好きだと。


「こんな暗闇の公園で、キャミソール来て乳の谷間見せて酔っぱらってる女の子がいたらレイプされちゃうよ。
いくら友達でも、そういう可能性もあるだろ?
だから俺は他の男を呼ばないの。
どうせレイプされなくったってお前ヤっちゃうんだろ。
お前またヤり捨てされちゃうよ?」


正直な意見だった。

ハルは可愛い。

何度も俺の友達に食われてきた。

そのたびにハルは傷ついてきたであろう。

俺はハルを傷つけたくなかった。

そういった俺を見て、ハルは笑った。



「バカな滝。あんた間違ってるよ。

私はレイプされるんじゃない。

私がそいつらを犯すのよ。

ヤリ捨て?笑わせないでよ。


私があいつらを捨ててんのよ。用済みだからね」



蚊取り線香の匂い。



「そうだそうだ!いいぞハル!もっとヤれ!」

と大笑いする飯田の声。



満点の星空。

静かに揺れるブランコ。


ハルの笑った可愛い顔。

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