寂しがりやの猫
休み明けの朝。

なんとなくだるくて頭が痛かった。

熱を測るとくじけそうだったので測らずに、頭痛薬を飲んで無理矢理仕事に行く。

ちょっとだるかったが、午前中は薬が効いてなんとか乗りきった。

「中河原さん 大丈夫ですか?」

昼休みに何も食べる気になれず、ぐったりとしていると、結城が心配そうに声をかけてきた。

「ん… へーき。ちょっと寝るわ」

私は うつ伏せになって ちょっと眠った。

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