寂しがりやの猫
途中で コンビニに寄って マンションに到着した。
私がふらついているので 部屋まで送ります、と田村は付いてきてくれた。
「あ、鍵…」
田村に鍵を渡して開けてもらう。
田村に支えられながら ソファにどっと寝転んだ。
「薬 飲みたい。キッチンの机にあるから 取って」
「判りました」
田村は 薬を飲ませてくれて、寝室から毛布を持ってきて掛けてくれた。
「ありがと… 」
― 好きだよ…田村…
「え」
― え?私 今 口に出した? 出してないよね?
訳が判らないまま 眠りについた。
髪に優しく触れる感触があったけれど。気のせいだよね…。
私がふらついているので 部屋まで送ります、と田村は付いてきてくれた。
「あ、鍵…」
田村に鍵を渡して開けてもらう。
田村に支えられながら ソファにどっと寝転んだ。
「薬 飲みたい。キッチンの机にあるから 取って」
「判りました」
田村は 薬を飲ませてくれて、寝室から毛布を持ってきて掛けてくれた。
「ありがと… 」
― 好きだよ…田村…
「え」
― え?私 今 口に出した? 出してないよね?
訳が判らないまま 眠りについた。
髪に優しく触れる感触があったけれど。気のせいだよね…。