寂しがりやの猫
男女七名ほどで カラオケボックスに入った。
最近は あんまり声も出ないし、カラオケには とんと来ていない。
私は 保護者のような気分で 若い子達の今時の歌を ぼんやり聴いていた。
不意に視線を感じて、そちらを見ると 市川という隣の課の男の子がこちらを見ている。
私のスカートの裾や、ちょっと開けた胸元をチラチラと気にしているようだった。
― あー この子も歳上とヤりたいタイプか…
大したルックスでは 無かったが、20歳近く若い男の子なんてエッチしたことが無いし、もしかしたら童貞かもしれない。
そんな風に考えると ちょっと いいかな…と思い出した。
その時。
いきなり 聞き慣れた懐かしいアイドルの曲のイントロが流れ出した。
~♪~
「うわ、懐かしい!」
見ると 田村がマイクを握っている。
―え~ 田村 歌えんの?
歌が 始まって 驚いた。
むちゃくちゃ上手いや~ん!
田村は 身振り手振りを交えながら ノリノリで歌っている。
みんなも 大盛り上がりで 歓声を送っている。
― 愉しいっ!!
私も みんなに混じって 盛り上がった。
最近は あんまり声も出ないし、カラオケには とんと来ていない。
私は 保護者のような気分で 若い子達の今時の歌を ぼんやり聴いていた。
不意に視線を感じて、そちらを見ると 市川という隣の課の男の子がこちらを見ている。
私のスカートの裾や、ちょっと開けた胸元をチラチラと気にしているようだった。
― あー この子も歳上とヤりたいタイプか…
大したルックスでは 無かったが、20歳近く若い男の子なんてエッチしたことが無いし、もしかしたら童貞かもしれない。
そんな風に考えると ちょっと いいかな…と思い出した。
その時。
いきなり 聞き慣れた懐かしいアイドルの曲のイントロが流れ出した。
~♪~
「うわ、懐かしい!」
見ると 田村がマイクを握っている。
―え~ 田村 歌えんの?
歌が 始まって 驚いた。
むちゃくちゃ上手いや~ん!
田村は 身振り手振りを交えながら ノリノリで歌っている。
みんなも 大盛り上がりで 歓声を送っている。
― 愉しいっ!!
私も みんなに混じって 盛り上がった。