【完】そこを右に曲がると、~少女館、そこは闇持つ少女の集う場所~
この町にある噂。
夜中になると、ある人形が泣きながら髪の毛を伸ばし続ける理由。
それは、人形になった少女の、"助けてほしい"という悲痛の叫びなのかも知れない。
・・・でもね。
私と一つになりたい、と願ったのはあなたの方なのよ?
私は、あなたの望みを叶えてあげただけなのに・・・。
私は、あなたのこのカラダを一生手放さない。
あなたはもう、私だけのもの・・・----