【完】そこを右に曲がると、~少女館、そこは闇持つ少女の集う場所~




そして、聡君と女は散々イチャイチャした後、公園を後にした。


いつもはそのまま聡君についていくんだけど、今日は我慢した。


だって、あの女を始末しなきゃいけないからね。



そのまま女は、公園を後にして人通りの少ない裏道に入っていった。


そこでまた私は、衝撃的なものを見てしまったのだ。



なんと女は、聡君を誘惑しておきながら別の男とイチャイチャしていた。


私は、そのままブチ切れて女達のもとへ走っていき、男もろとも刺し殺した。


「フフ。聡君に触れたりするからよ。これに懲りて、もう二度と聡君に近づかないでよね。・・・と言っても、もう死んでるけどね!」


私は、女と男に刺さった果物ナイフを抜き、ティッシュで血を拭いた。


二本ナイフを持ってきておいてよかった・・・。



私は男女の死体を残したまま、家へと帰った。




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