【完】そこを右に曲がると、~少女館、そこは闇持つ少女の集う場所~
きっと少女は、父親をよく見ていたはずです。
ならば、気づくでしょう。
ロボットや機械を作る父親の優しい目・・・。
そんな父親を見た少女は、とても悲しくなってしまい反抗するようになってしまったのです。
少女は、父親を愛しているからこそ反抗できたのでしょうね。
・・・ですが、父親は少女を残して死んでしまいます。
この時、少女は笑っていましたね?
しかしこの笑いは、乾いた笑いだったのでしょう。
少女は信じたくなかったのです。
大好きな父親が死んでしまったという事実を・・・----