【完】そこを右に曲がると、~少女館、そこは闇持つ少女の集う場所~
その日から少女は変わってしまいました。
いくら父親が、「ほら、新しいロボットだよ~」と言いながらロボットを見せても、ピクリとも反応しなくなったのです。
他にも、ロボットが自ら好んで少女に「アソボ~」と言われることもありましたが、少女は完全に無視です。
それでも、父親やロボット達はめげずに少女に話しかけました。
しかし少女は、話すこともなければ、大好きな父親まで避けるようになり、部屋に籠もって暮らしていくようになってしまいました。