【完】そこを右に曲がると、~少女館、そこは闇持つ少女の集う場所~



「え?何それ・・・」


私は、楓の提案が良く分からなかった。


奴隷?何それ。何で私が?


「アンタは、うちらの言うことを何でも聞いていればいいの!」


「・・・本当に、奴隷になればいじめない?」


「ええ!いじめないわ!」


本当に、いじめないなら・・・。一人ぼっちじゃなくなるなら・・・。


「・・・分かった」


私は、自分の臆病さに勝つことができなかった。


「決定!!じゃあ、今日からヨロシクね!奴・隷・さん!」


私の言葉によって、奴隷生活が始まった。


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