愛して下さい


「そっかあ、ゲンナリの訳はフラれたからか…」

「うん…大丈夫かな。」

親友の栞にだけはお兄ちゃんが好きだってゆってるから…


「なにいってんの?」

え、なにいってんの?って
「何が?」


あんた馬鹿?。と呆れながらポテトを口にほうりこむ栞

「な…なんか教えて師匠」

「えっ今チャンスじゃん!
あんた今日告ったら?」

へ?。なにいってんですかアナタいや、お兄ちゃんは
藤森 海斗っていって立派なお兄ちゃんですよ?


「あのねぇ、生まれてからずっと守り続けた恋をここで終わらせろっての?」

確かに想いは伝えたい、
けどうちは母子家庭でママも仕事忙しいしずっと二人きりだ。
…気まずいじゃんか


「でも又彼女できたらどうすんの?」

ギクッ

「兄ちゃんだって大学生なんだし結婚しちゃうかもよ?」

ギクギクッ

「うぅー、嫌だよぉ、どうしたらいいの栞?」

「よし、こうゆうときは…」


え、
あまりの大胆さに驚くが
恋愛師匠の栞は

百発百中だ。

「よ…よし、あたしやるよ」


「おう!電話まってるから」


あたしは青春全てかけて
お兄ちゃんに今日


告白します。
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