【短編】CANDLE
「置いてってないよ」
「置いてった!!」
「優香が歩くの遅いだけだよ、じゃ、ほら!」
俺は彼女に手を差しだした


優香は顔を赤くして、俺の手を握ってくれた。


でも、その握った手をすぐに離した


「あ、ごめん」


優香は走ってどっかへ行ってしまった。


追っかけたが間に合わなかった。




俺は結局一人教室に向かった。




優香どうしたんだろう。
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