大好きだよ、先生




「石森、先に戻っててくれ」

「…わかった」


結菜は

図書室から出ていった。


…話ってなんだろう。

そう思っていると

先生が口を開いた。


「…桜……」

「先生…??」


言葉を詰まらせる、先生。




< 115 / 176 >

この作品をシェア

pagetop