大好きだよ、先生




美亜は

わたしが先生のことを

好きだということは

まだ知らない。


だから

美亜は悪くない。


「ちょ、トイレ!! 桜、ついてきて」

「……うん」


わたしたちは

走ってトイレに駆け込んだ。




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