それでも彼女は嘘をつく
不安定なココロ
『不安定なココロ』
玲子に電話をかけたが出ない。
『仕事終わったので、そちらに向かいます』とだけメールを打った
地下鉄の駅に向かう。
電車に乗って空いてる席に座り
携帯をチェックする。
メールが二件。
通販会社からのお知らせメール。
そしてもう一件は
高也から。
玲子からの返信はない。
玲子ほんと大丈夫かな。
一人で泣いているのかな。
パニックになってなければいいけれど。
早く終われ!と仕事が手に付かなかった。
玲子待っててね。
高也。どうしたんたろ?
最近はお店で会うだけで、連絡をする事もない。
メールを開く。
『ちょっと電話できるかな?連絡ください』
何だろ?でも後でいいか。。
玲子ん家の最寄り駅に着いた。
何も食べてないだろうから、お惣菜やスープなどを買い込む。
早足で玲子のもとへ。