* 俺様な先輩 *




返答に困って黙っていると





「なーんてな。いーよ別に

 詩織がいいって言うまで待つし」


「え?」


「もとからそーゆうつもりだったし」





そう言うとあたしの隣に


ごろんと添い寝する形になった。





「ごめん…」


「謝んな。俺が悪いみてぇじゃん」


「ウン……ごめん………ぁ…」





またごめんって言っちゃった。


ごめんなさいって目で先輩を見ると


先輩はぶはっ!って吹き出した。





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