同居、始めました!
昨日の今日でダメだしなんてさすがに可哀想だよな、
そんな事を思いながら手洗いを済ませテーブルにつくと、
昨日とは見違えるくらいのおかずが並べられていた。
とはいえ、ドリアとスープ、サラダにハンバーグ。といったごくありきたりなメニューだったのだが。
あまりにも恐ろしかったのがウソみたいにうまくて、
どれも普通に食べることが出来たのだ。
そして今、すべてのものを平らげ、休憩している俺に雛は上機嫌に明日も任せてなんて言ってお皿を片付け始めている。
次第にお気に入りの歌を鼻歌で口ずさみながら食器洗いをしだした。
おかしい。
絶対におかしい!
「な、なぁ雛」