†蝶龍†―2―
客観SIDE
蝶龍の総長、地獄姫がそう言い
微笑んだと同時に地獄姫の右腕である金の騎士が紅蓮の幹部である暁龍聖の腕を掴み何かを囁いた。
最初は驚いていたがその後頷いて紅蓮とは反対に蝶龍の方へ歩んでいった。
「龍聖ッ!!どこ行くんだよ!!」
叫んだ修司を無視し
「奏、いや総長。俺は紅蓮を抜ける」
そう奏に宣言した。
「そそのかされたか」
「違う。真実を知った今、アンタの下ではやれない」
奏の冷たい視線と声を諸共せずただただ冷静に返す。
「真実だと・・・・・?」
「そうだ。制裁なら受けてやる。だが地獄姫に勝ったら、だ。
俺は蝶龍に味方する」
殺気を出し、龍聖を睨みつける奏を龍聖も睨みつける。
冷たく、
鋭く、
怒り、
憎しみを込めて
微笑んだと同時に地獄姫の右腕である金の騎士が紅蓮の幹部である暁龍聖の腕を掴み何かを囁いた。
最初は驚いていたがその後頷いて紅蓮とは反対に蝶龍の方へ歩んでいった。
「龍聖ッ!!どこ行くんだよ!!」
叫んだ修司を無視し
「奏、いや総長。俺は紅蓮を抜ける」
そう奏に宣言した。
「そそのかされたか」
「違う。真実を知った今、アンタの下ではやれない」
奏の冷たい視線と声を諸共せずただただ冷静に返す。
「真実だと・・・・・?」
「そうだ。制裁なら受けてやる。だが地獄姫に勝ったら、だ。
俺は蝶龍に味方する」
殺気を出し、龍聖を睨みつける奏を龍聖も睨みつける。
冷たく、
鋭く、
怒り、
憎しみを込めて