†蝶龍†―2―
紫のあいつ
ーあげはSIDEー
あれから、もう3日経った。なのに未だ紅蓮の奴等からの連絡は絶えない。
・・・・ほんと鬱陶しいわ。
昨日、また倉庫に全員集めてこれからの蝶龍の方針についてとこれまでの活動について話し合った。
その後パーティをして、全員と言っても過言ではない位の人数が潰れていた。
もちろん、幹部以上は全員残ってはいたけれど。
暴走の後、皆にあーの存在を話した。皆驚いては居たけれど、あーの存在を認めてくれた。
『たとえ、あげはの中にもう一人のあげは居たとしても、そいつ含め
“あげは”
だろ?』
そう鈴が言ってくれて、皆が頷いて、
『機会が会ったら、ちゃんとあー姫の方にも挨拶させて下さいね!!』
と連合の面子達もそうも言ってくれた。