なんつって!!



「かかかかいとっ!!!」


いつのまにっ..!!


あたしが振り向くと
櫂斗は膝を曲げて
あたしの顔をのぞきこむ.

ごっくん.....




チカイデス.カッコヨスギデス...




「なんで俺を置いてくの??これで二回目ですけどおじょーさん」

「いや..えっと...それは..しょしょーと..」

「しょー??誰そいつ.お前の彼氏??」

「えっ!!あ..「そーだけど」」


あたしの顔の目の前3cmで問い詰める櫂斗につめたーいひくーい声が突き刺さる.


後ろを向くと
政が帆南の隣に立って
櫂斗を睨み付けてた.




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