彼女の目に映るもの




すっかり暗くなった道を
歩く




さっきまで隣にあった気配が滲んで消えていく




だけど僕は




最初から彼女の隣にはいなかったんだと





思った



< 6 / 7 >

この作品をシェア

pagetop