11歩で歩く道
い、インフォメーションと思った先にその子は火がついたように泣き出した





「だ、大丈夫。お姉ちゃんがパパ見つけてあげるからね」






優しく頭を撫でると、首もとに抱きついてきたのでそのままそっと抱き上げた









「お姉ちゃんは莉子っていうの。ボクの名前は?」





「まさゆき。すがわらまさゆき」






「まさゆき君?」



「うん」




しっかりと抱き上げたインフォメーションを探す










< 12 / 36 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop