11歩で歩く道
「店長、凄いです」







「簡単なものばかりだから。初めはひどかったよな?」






「たまごやきまっくろだった。たべてもいい?」




お父さんもこんな風に料理苦労したのかな?




「じゃ食べるか。いただきます」



「いただきます」



小さな手を合わせると雅幸君は卵焼きに箸を伸ばした




「東雲も遠慮しなくていいから」




「あ、ありがとう。じゃあいただきます」




軽く手を合わせると唐揚げを手に取った


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