魔女の幸せ
「アリアには、日頃妖精の様子を見る事と住みやすい環境作り、薬に対しての医者の補助をしてもらいたい」
ウィルから指示を受ければ、一気にやる気が上がる。
「はい!任せてください」
アリアは胸を張って笑顔で答えた。
その時、一瞬…ウィルの目が細くなって優しい目でアリアを見た気がしたが、目を反らして咳払いをすると、「話は以上だ」と、アリアを部屋から追い出した。
取り敢えず、アリアの宮殿専属魔女としての生活がスタートしたのだった。