Signs Of Love【クリスマス短編】
「は?!セフレを振り向かせたいって、一体どういうこと?!」
今日のお勧めランチのパスタをフォークに巻きながらニコニコ笑顔で聞いていたさっちゃんの顔が。
一瞬で驚きの表情にすり替わって、驚いた声がお昼で混み合うカフェに響き渡った。
「ちょ、ちょっと声が大きいよ~」
「だ、だって!!」
まあ、さっちゃんが驚くのは無理もない。
入社してからずっと、お互いに恋の相談をし合ってきた、さっちゃんにしてみたら。
びっくり仰天。
寝耳に水?