Signs Of Love【クリスマス短編】


「は?!セフレを振り向かせたいって、一体どういうこと?!」



今日のお勧めランチのパスタをフォークに巻きながらニコニコ笑顔で聞いていたさっちゃんの顔が。



一瞬で驚きの表情にすり替わって、驚いた声がお昼で混み合うカフェに響き渡った。



「ちょ、ちょっと声が大きいよ~」



「だ、だって!!」



まあ、さっちゃんが驚くのは無理もない。



入社してからずっと、お互いに恋の相談をし合ってきた、さっちゃんにしてみたら。



びっくり仰天。



寝耳に水?



< 4 / 66 >

この作品をシェア

pagetop