Vrai Amour~美空の場合~
そうしてキスに夢中になっていると、先生の腕が私をそっと抱き上げた。

その間もキスはやめない。



先生はキスの合間に唇から漏れる吐息でさえ色っぽかった。





先生はそっと後ろにあった作業台の上に私を座らせる。

すぐに私を抱きしめて、首筋を強く吸われた。




「・・っ・・・せんせ・・・」




初めての感覚にどうしていいかわからず、先生の頭を抱きしめる。

指先に触れる先生のウェーブがかった髪は思ったより少し柔らかくて、ふわりとシャンプーの香りがした。
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