Vrai Amour~美空の場合~
先生の指が余すところなく、私の肌に触れている。

身体が熱くて、恥ずかしくて、ただ息を荒げているだけの私。

そっと目を開くと、すでに先生は私の足の間にいて

下着もストッキングも足首にひっかかったままになっていた。




「せ、先生・・・」




すでにそこを先生の指先が触れようとしていて、少しだけ怖くなる。




「・・・恥ずかしい?」




そう言って先生は私の視線を捕らえたまま、そこに舌を這わせた。




「は・・ぁっ・・・」




先生が・・・

先生の舌が・・・



熱い舌が何度かそこを行き来すると、今度はそこに指があてがわれた。




「・・・あっ・・・」



先生はゆっくりと指を進めながら、立ち上がって再び唇を重ねた。

私は無我夢中で先生の背中を抱きしめた。



先生・・・


先生・・・・




どれほど先生に恋焦がれていたのか、自分が一番思い知った。

見ているだけでいい。

そう、思っていたはずなのに。
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