Vrai Amour~美空の場合~
「せ、先生・・・食事・・・先に・・・」
あれから角を曲がった先生の車はそのままホテルへと入っていった。
どうせならルームサービスでゆっくりしようと言うからうなづいたんだけど・・・
「・・・食事よりこっち」
部屋に入るなり、先生は私をベットに押し倒した。
「さっき、もの欲しそうに僕を見てただろう?」
「・・ち、ちがっ・・・」
先生は慣れた手つきでどんどん私の服を脱がせていく。
「そう?君が違っても僕が足りないんだけどね」
先生の腕の中で悪あがきしてみても、それはまったく無意味で唇を塞がれると魔法にかかったみたいに力が抜けてしまった。