Vrai Amour~美空の場合~
月曜日の放課後、課題を進めながら、再び先生と関係を持った。

話さなきゃって思っていても、先生に触れられるとどうしようもなく欲しくなる。

その行為のあと、私はソファーに寝転がったまま先生に背を向けた。






「・・・美空?」





さらに、キスをしようと顔を近づけてきた先生の唇を拒んだ。




「どうしたんだ?」




先生はソファーの端に座り、裸の肩をゆっくりと撫でた。



「良くなかった?」




今日の先生は以前にも増して情熱的に私を抱いた。




良くなかったなんてあるわけがない。

あんなふうに求められたら、たまらなくなってしまうくらい

今日の先生は丁寧に私を愛してくれた。
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