Vrai Amour~美空の場合~
激しく首を振る私の肩に先生の唇が触れる。




「言ってごらん。なんでも受け止めてあげるから」




先生はそう言うけれど、私はどうしても口に出来ない。


すると、私より先に先生が口を開いた。





「でも、先に言っておく。答えは"ノー"だ」




「え?」






まだ何も言ってないのに・・・
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