Vrai Amour~美空の場合~

「そんな困ったことを言う子には、お仕置きしないとね」

耳元で先生の甘い声が響く。

お仕置きって言われてるのに、また身体の奥が反応してしまう。


「・・・美空はお仕置きされてるのに感じちゃうんだ?」


「・・・あっ・・・先生・・・っ」

いつもと違う体勢で押し入ってくる先生は荒々しく優しくない。

でも、それが逆に激しく求められているような気がして私は自分から腰を押し付けてしまう。



「・・・いつもより、きついね、美空」


「・・・いや・・・っ・・・・先生、もっと・・・っ」

嫌なのか、いいのか自分でもよくわからなくなってくる。


「もっと・・・っ・・・欲しい?」

先生も興奮しているのかいつもより息が荒い。


「・・・先生・・っ・・・もっと、欲し・・・っ・・もっとぉ」




このまま意識ごと飛ばして、あんな話夢だったと思いたい。

先生と離れるなんて嫌・・・

絶対に嫌・・・・!!!!
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