Vrai Amour~美空の場合~
「いいのよ。あの子はどうせお嫁に行く宛がなかったんだもの」

「・・・俺が美空を抱いてもいいんですか?」

秋緒の手が咲子の透けたキャミソールの裾からゆっくりと進入する。

「ヤキモチでも焼かせたいの?」

「焼いてくれないんですか?」

「・・・どうかしらね?試してみる?」

そう微笑む咲子の唇に秋緒の唇が焦るように重なる。

「・・・もっと、体だけじゃなく、俺のことを見てください」

「・・・そうね、考えておくわ」

今度は咲子のほうから唇が重なる。

秋緒は咲子の下着を強引に捲くり上げ、今でもモデルの依頼が来るほどのその豊かなふくらみを手のひらで押しつぶすように撫でまわした。
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