Vrai Amour~美空の場合~
そして、家を飛び出してから約3年。
斗真さんは知り合いの画廊でスタッフとして働きながら日本語を教えたりしている。
そして、私は・・・・・
「美空っ」
「美桜!」
モデルをしている美桜が時折撮影やお休みなんかで遊びに来ることがある。
今日は1ヶ月間の写真集の撮影の合間のお休み。
「もうすぐだねぇ」
美桜は私の大きなおなかをそっと撫でる。
「男の子?女の子?」
「女の子だって」
「やっぱり。うちってつくづく女家系なのね~」
そう言われて、ずっと避けてきた質問をしなければいけない気がした。
「お母さん・・・どうしてる?」
けれど、そんなに気にすることもなかったみたい。
斗真さんは知り合いの画廊でスタッフとして働きながら日本語を教えたりしている。
そして、私は・・・・・
「美空っ」
「美桜!」
モデルをしている美桜が時折撮影やお休みなんかで遊びに来ることがある。
今日は1ヶ月間の写真集の撮影の合間のお休み。
「もうすぐだねぇ」
美桜は私の大きなおなかをそっと撫でる。
「男の子?女の子?」
「女の子だって」
「やっぱり。うちってつくづく女家系なのね~」
そう言われて、ずっと避けてきた質問をしなければいけない気がした。
「お母さん・・・どうしてる?」
けれど、そんなに気にすることもなかったみたい。