Vrai Amour~美空の場合~
「どうもしないよ~前と同じ。今は朝比奈さんとイチャイチャしてる」
「次は美桜とか、言われてない?」
「大丈夫、大丈夫。すでに予約済みだし」
そう言って、かざされた左手の薬指にはキラキラと輝くダイヤモンドのリングが光っている。
「え?!いつの間に」
驚いていると、近くでカメラのシャッターをきる音が響いた。
「初めまして」
微笑んだ男性は黒縁メガネに優しい瞳で私たちを見ていた。
「彼、紹介するわ。市川陸くん、カメラマンで私のフィアンセ」
「カメラマン?」
「そう、ずっと彼に撮ってもらってて、最近は結構有名なのよ」
「ははは、でも海外ではまだまだですけど・・・」
「あー、じゃあ、いつも送ってくれてた写真も彼が?」
美桜から送られてくるE-mailに時折添付されていた写真。
いつもきれいでうらやましいなって思ってたんだけど・・・・
そっか、そういうことか・・・・
「次は美桜とか、言われてない?」
「大丈夫、大丈夫。すでに予約済みだし」
そう言って、かざされた左手の薬指にはキラキラと輝くダイヤモンドのリングが光っている。
「え?!いつの間に」
驚いていると、近くでカメラのシャッターをきる音が響いた。
「初めまして」
微笑んだ男性は黒縁メガネに優しい瞳で私たちを見ていた。
「彼、紹介するわ。市川陸くん、カメラマンで私のフィアンセ」
「カメラマン?」
「そう、ずっと彼に撮ってもらってて、最近は結構有名なのよ」
「ははは、でも海外ではまだまだですけど・・・」
「あー、じゃあ、いつも送ってくれてた写真も彼が?」
美桜から送られてくるE-mailに時折添付されていた写真。
いつもきれいでうらやましいなって思ってたんだけど・・・・
そっか、そういうことか・・・・