極上★獄女~fight1~
はじめてのおつかい
次の日もはやく学校にいった
今日は文化祭の準備もはじまったため昨日よりは人が多い
『では、行ってくるわ』
と運転手の悟に言ってすぐさま教室に向かって早あるきをした
その途中
あ、昨日のうさぎの人!
たしか名前は風雲児零
桜…元気にしてるかなと気になり真理亜は風雲児に声をかけた
『ごきげんよう、風雲児くん』
振り向くと風雲児は顔を赤くしてして真理亜にいった
『ご、ごきげんよう』
照れているのかスゴくぎこちないあいさつだった
真理亜よりひとつ上の先輩なのだからもう少し余裕があるのが普通なのだが
真理亜としては可愛くてしかたなかった
『桜、元気?』
と風雲児に聞く真理亜にたいし
『うっ、うん!元気すぎて部屋中飛び回ってる★』
と言って子供のようなかわいい笑顔になった風雲児にドキッと真理亜はしてしまう
そこに女たらしのチャラ男神谷春が会話にはいってきた
『ごきげんよう、愛しの真理亜』
真理亜はまたか~とおもいつつ
『ごきげんよう、今日はお一人なのですね。いつもいる彼女さんはどうなさったのですか?』
とにっこりかえしす
すると神谷は
『なにを言ってるんだい?僕が愛しているのは真理亜だけだよ』
とキザな台詞をささやく神谷に真理亜はうんざりしていた
『ははっ、やめなよ神谷くん。真理亜さんには好きな人がいるんだから♪』
と風雲児は軽く神谷を刺す
しかしこれが周りの生徒にも聞こえたのか周りがざわめきたつ
『真理亜様にすきなひと!?』
『うそだろ!俺真理亜様のこと好きなのに』
『一体だれなの!?』
神谷はうそだ!!と否定している
真理亜はこの状況をどうすればいいのかわからなった
その時、真理亜は肩を誰かに引き寄せられた